
| 「ジャンボーグA」 設定 |
| 「ジャンボーグA」とは、この世で最強の武器として作られた人造人間です。このシリーズは主人公、真一少年と「ジャンボーグA」、それに地球パトロール隊が怪獣や宇宙人と闘って地球の平和を守る「勇気の物語」です。 ☆ジャンボーグA 「企画意図」 いつの日でも子供達は自分達のヒーローを求めています。ブラウン管から絶対的なヒーローが姿を消して久しくなります。 そこで私達は世の中の少年少女諸君に新しいヒーロー・アイドルを紹介してあげようと思います。その名は「ジャンボーグA」! このシリーズでは、主人公、真一少年とジャンボーグA、それにパトロール隊の面々が力を合わせて世界の平和を乱す怪獣や宇宙人と、闘うのを通して、真の勇気とは何か少年少女諸君に感じさせようというのです。 ともすればヒーローものは子供達だけのシリーズと思われがちですが私達は大人の鑑賞にも耐えられるストーリーを骨組に”心の問題””社会問題”などを織り込んで製作しようと思います。 世界に誇る円谷プロの特殊技術を駆使することによって「ジャンボーグA」は他社では絶対まねの出来ないおもしろいシリーズになることでしょう。 □ メインタイトル ジャンボーグA 毎回サブタイトルを使用 □ 放送形式 毎回完結の連続ドラマ オールカラーフィルム 三十分 二十六回以上 □ 希望放送時間帯 午後七時〜午後七時三十分 □ 対象 家庭一般 □ 製作 円谷プロダクション □ 監修 円谷英二 □ プロデューサー 円谷皐 ☆シリーズの特色 ○少年(真一)の勇気 ○この世で最強の武器として作られた人造人間”ジャンボーグA”に乗ったとはいえ主人公の真一少年にとって闘う相手が怪獣では、やはり怖いものです。 ○”ジャンボーグA”(JAN)を真一の思い通り動かすことは可能ですが少年の費すエネルギーもまた大変なものです。数分間で少年は疲労困憊になってしまいます。この数分間で相手をやっつけなくては少年もJANも永久に立ち上がれなくなってしまいます。恐ろしい相手といかに闘うかもこのシリーズのおもしろさになります。 少年の勇気がシリーズを通じてのテーマになります。 ○ストーリー重点主義 JANと真一、それに地球パトロール隊(PAT)の関係とそれらの活躍はいうに及ばず、毎回のストーリーにははっきりしたテーマを盛り込みます。子供番組で見た目の派手さも必要ですが大人の鑑賞にも耐え得るような公害の問題、交通地獄の問題、正義と悪の問題、食糧問題、良心の問題、愛の問題etc・などを取り上げ、ストーリー作りに重点を置きます。 ○特撮 ハイ・スピードキャメラ、火薬、圧縮空気etcを多角的に取り入れ対象物の大きさ、力強さ、スピードなどを表現させます。 ○ミニチュアワーク 登場する乗り物、建物、怪獣、人間、全てのものを比率を綿密な計算でリアリティーのある画面や動きにするため数種類の大きさのものを用意しなければなりません。 ○合成画面 コップの中で人間を泳がせたり、巨人の掌に美女を乗せたり、現実の世界にはあり得ないと思われる世界を作り出します。円谷プロの誇る光学撮影のハイテクニックが生み出す世界です。 ○ジャンボーグA 身長40メートルの人造人間は子供たちのアイドルです。 ○飛行機・自動車・PAT 怪獣に向かって勇ましく突込んで行くジェット機(ジェットコンドル)、事件現場へ急行する水陸両用自動車、駆けつける揃いのユニホーム姿の地球パトロール隊(PAT)のスタイルも間違いなく茶の間の人気を高めましょう。 これらの企画の特色がブラウン管の人気を独占することは間違いありません。 ☆タイトル”ジャンボーグA” 「ジャンボーグA」の由来 「ジャンボー・ジェット」の”ジャンボー”「巨大な・・・・・・」という、意味と「サイボーグ」の”ボーグ”を合成した「巨大な、人造人間」という意味が即ち「ジャンボーグ」なのです。 そして、地球の平和を守る第一線で活躍する”エース”の”A”をとって”ジャンボーグA”と命名されたのです。 またジャンボーグの発言からとって通称”JAN”と呼びます。フランス語のPARISIEN(パリジャン)”パリの男”の”ジャン”でもあるのです。 ☆”ジャンボーグA” JAN・・・・・・ 人間がこの世で最強の武器として作った巨大な人造人間のことです。 1 大きさ 身長40メートル 2 形 人間と全く同じで、あまり機械らしい形をしていません。 3 動力 少年(真一)がJANに乗り込んで彼の動きがそのままJANの動きとシンクロするように設計されています。 JANは独自で指一本動かすことが出来ません。JANに乗り込んだ真一の全身の動きとシンクロするように張りめぐらされた伝導コードがJANの全身と直結されています。 この装置により真一の小指の動きがそのままJANの小指の動きがそのままJANの小指の動きと一致するといった具合になっています。 4 能力 A ”空中飛行” 大空を鳥のように自由に飛ぶことが出来ます。最高速度、マッハ・6! B ”水中潜行” 水中を魚のように航行することが出来ます。しかしその潜水時間には限度があります。中に乗っている真一が呼吸を止めていられる時間と一致します。 C ”圧倒的破壊力” 右利きのJANのパンチは、小さなビルを、一撃のもとに破壊してしまいます。 D ”スピーディーな攻撃技” 真空飛び膝蹴り・回し蹴り・正面蹴り・ひじ打ち・ウルトラスピン(空中を頭から回転しながら飛んで行き飛び蹴りのように両足で蹴る) これらの攻撃技は真一がキックボクシングから習得した技です。 E ”放電” 相手に抱きつかれ身動き不可能の場合JANの全身に高圧電流を流して相手をしびれさせてしまいます。 F ”底知れぬ能力” まだ真一も気がついていない色々な能力が秘められているに違いありません。 5 思考体系 なんていいますとオーバーですが”JAN”に乗っている真一の一挙手一投足と全く同じ動きをする”JAN”の頭脳は真一です。 JANを見た人間達の間ではJANのことを「突然変異した人間」とか「宇宙人」とか議論百出します。誰も「人造人間」という人はいません。 JANが人造人間であることを知っているのはこの世でただ一人、真一少年だけなのです。 □ ”ジャンボーグA”出生の秘密 地球パトロール隊(PAT)の技術顧問博士として有名な大川英世博士がPATの参謀より秘密裡に依頼され「今世紀最強の武器」として作られたのが”JAN”なのです。 ところが病身にもかかわらずJANの完成を目指して全精力を傾けた大川博士はJANの完成と自分の生命を引き換えにしてしまいました。そのためJANはPATへ完成品として渡されることなく終わってしまいました。PATの参謀と博士、二人だけしか知らないこの計画は博士の死と共に永久に没になってしまったのです。 けれどJANは博士の遺児、真一少年に引き継がれ今となっては真一一人がJANの秘密を知っているのです。 □ ”ジャンボーグA”の命 JANは独力で何も出来ません。指一本動かすことが出来ません。真一が活躍しないと動けないのです。 JANは普段地下の格納庫にジーッと立っているのですが真一の持つリモコン装置で呼ばれると、すぐさま大空を飛んでやってきます。そこで真一はJANに乗り込みます。内部は真一の体の各部分と直結された装置により真一の一挙手、一投足がJANに伝達される仕組みになっています。中の真一の動きと全く同じ動きをするように出来ているのです。 真一がJANを動かすためには大変なエネルギーが必要なのです。真一が疲れて闘う相手に打ちのめされる可能性もありますし、中に入っている真一の眼前に怪獣が迫ってきたりすれば大変に怖い訳です。めったなことでJANに乗ることは出来ません。JANに乗って闘うには大変な勇気が必要です。 真一はJANの頭脳であり、心であり、エネルギー源であるのです。つまり真一はJANの命なのです。 ☆ ”地球パトロール隊”(PAT)とは・・・ 既成の組織(警察、自衛隊、海上保安庁など)では処理できない事件や、事故のために組織された歴史と伝統のある政府直属の一機関が、この”地球パトロール隊”(通称PAT)です。関係各機関から持込まれた事件や、独自のパトロールで発見した事件、事故を処理します。 最近ひんぱんに出現する宇宙からの侵入者(怪獣とか宇宙人)や何かのはずみで地球の内部から現れた怪獣と闘うための組織がPATです。取扱う事件を分類すると次のようになります。 1 怪獣(広義の怪獣で宇宙人の変形としてのバルタン星人なども含む) 2 宇宙人(宇宙船で地球へやって来た連中、中には好意的なものもある) 3 モンスター(突然変異の植物など) □ ”PAT”の構成 リーダー、サブリーダー、メンバー(2名)の計4名で編成されている。 互いにラフなつき合いをしてますが、命令系統ははっきりしています。 東京近郊に小さい本部を持っていますが大げさな施設はありません。コンピューターやレーダーの本格的なものは外部センターと直結されています。もちろん小型のものは本部にあります。 □ ”PAT”秘密兵器 真一の父大川英世博士が考案したものばかりです。 ○PAT・CAR 特別製専用自動車。各種装置付き。水陸両用者。 ○ジェット・コンドル 小型ジェット戦闘機。二人乗り、1号から3号までありボディーにパイロットのマンガがついている。 ○パットガン 一種のレーザーガン ○パットスーツ(オレンジ色) ヘルメット・ジャケット・スラックス・グラブ・ブーツがあり耐熱耐寒仕上げです。 □”PAT”のメンバー ○岸竜蔵(36歳)リーダー 包容力に富み、冷静さの中に行動性、活動的で快活、大声。ジェットコンドルのマンガは”竜” ○沢田守(30歳)サブリーダー 慎重派、冷徹で笑顔を見せない。リーダーへのブレーキ役。飛行技術抜群。通称「サワさん」。マンガ「三日月」 ○熊井五郎(25歳)メンバー 肥満体でズングリ。三枚目。武芸百般に秀で、腕力はグループ随一。意外に器用。通称「クマゴロー」。マンガは「アライグマ」 ○別所友子(21歳)メンバー 名花一輪。美人ではないがチャーミング。並みの男以上の力が文武両道にある。通称「トモちゃん」。マンガ「桜の花」。真一はメンバーの中でとりわけ友子を慕っている。 ☆ ”JAN”と”PAT” JANはもともと続発する怪獣登場事件、タンカー謎の沈没事件など一連の大きな事件の処理のためPAT参謀から秘密裡に大川博士に研究を依頼された秘密兵器なのです。 大川博士の死と共にその”J計画”は没になったものとされていたのですが、実は大川博士の秘密研究所で完成されていたのです。 大川博士の遺児真一は父の生前から出入りしているPATのメンバーと顔なじみです。 その真一がJANを発見し、少年らしい探究心、好奇心からJANの動かし方を習得します。JANは彼にとって最高の宝物になり、誰も知らない秘密になりました。 真一はかねがねPATの出動の時いつも留守番ばかりで残念に思っています。そして出動から帰って来る負傷してくるメンバーを見るにつけ命がけでみんなの平和を守るために働いていることにいたく感動し、いつか自分もPATのメンバーと活躍したいと思っていたのです。 そんな時、JANを手に入れた真一はPATに協力しようと決心します。しかしJANに乗っていてもやはり怪獣は怖いものです。それに彼が疲れてしまったときのことを考えると不安でなりません。でもJANでなければどうしようもない事件が起きてしまいます。真一は一体どうすれば良いのでしょうか。 このシリーズはこんな設定でドラマが始まります。 |
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